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プロフィール

杉原圭子

杉原 圭子Keiko Sugihara

中国二胡・琵琶を学び、後、江南絲竹楽を柴礼敏氏に学ぶ。
1997年より中国北京中央音楽学院へ留学(聴講生)。劉天華学派、演奏家・教育家である張韶氏に二胡を、浦東派宗主の林石城氏に琵琶を師事。
その他、二胡よりも高音の高胡、共鳴膜が板の板胡、中国伝統打楽器、と数多くの楽器の奏法を学ぶ。
 帰国後は中国音楽の追求をさらに深めるとともに、クラシック音楽や民族音楽など、幅広いジャンルの音楽とのコラボレーションを可能にすべく奏法の研究を重ね、多様性に富んだライブ活動を行っている。
 京都聞韶(うぇんしゃお)二胡楽団の音楽監督を務める。カノン音楽院講師。Asian Windメンバー。
 CD「ムーブメント ~天と地と~」「アジアン・ウインド」をリリース。楽譜「ムーブメント ~天と地と~アルバムセレクション」発行。
 近年、上海音楽学院教授王永徳氏の招聘。張韶氏の翻訳本「張韶老師の二胡講座」上下巻の刊行。二胡の楽譜を取り扱うなど、二胡教育、出版にも力を注いでいる。
WENSHAO出版社代表。

主な演奏活動歴

 中国留学中、1998年に北京テレビに出演。帰国後はコンサートホール、ホテルイベント、ジャズライブハウス、ギャラリー、教会、京町家など、多様な場で演奏活動を展開している。中国民族音楽である江南絲竹のアンサンブル、中国の古典的なオペラでありユネスコ世界遺産に指定されている昆劇の伴奏アンサンブルなど、伝統的な形式の中国音楽の演奏とともに、ライブハウスでの世界の民族音楽(民謡やわらべ歌)の演奏、ジャズバンドへの参加、フラメンコの舞台伴奏への参加、現代的でポップな音楽ユニットへの参加など、ジャンルを超えた幅広い音楽活動を展開している。またその他に、お菓子についての講演と二胡演奏のコラボレーション、お茶とのコラボレーション、サロンコンサート、京町家でのレクチャーコンサートなど、音楽活動の枠を超えた文化的・教養的活動にも意欲的である。
 近年、作曲家・編曲家の方に曲を依頼し、二胡のための楽譜製作と演奏に情熱を傾けている。

2009年 ファーストアルバム「ムーブメント ~天と地と~」リリース。
2010年 アルバムセレクション譜面集を刊行。
2011年 セカンドアルバム「アジアン・ウインド」をリリース。
2012年 WENSHAO 出版社より「張韶老師の二胡講座:上巻」刊行。
2016年 「Asian Wind 中国から日本へ 音楽の旅 
二胡・笛子(中国笛)・ピアノ トリオコンサート」主催。
2017年 WENSHAO 出版社より「張韶老師の二胡講座:下巻」刊行。
「秋の夜の調べ 杉原圭子 二胡トリオコンサート」主催。
2018年 「心の歌と語りでつなぐ 宮沢賢治とピアソラの世界
 〜幻想の二胡 アンサンブルとともに〜」コンサート主催。

1997年より中国北京中央音楽学院へ留学(聴講生)。
 張韶(中央音楽学院大学名誉教授)に師事。 劉天華の孫弟子であり、演奏家・教育家である張韶氏に、劉天華の教育方法や、曲解、基礎を徹底的に学ぶ。同時に先生独自の教育理論として、音楽と気功との関係、生理学、物理学などの見地から、身体や運動方法について考えること、そして、芸術性とはなにか、など、様々な視点から学ぶ。
 中国音楽を学ぶなら、3つの倉(民歌・戯曲・民間音楽)をのぞくべきであるとの助言により、民間音楽、戯曲等に親しむ。
 また、張韶先生より紹介され、多様な年齢の各地の演奏家(例えば、沈風泉、沈多米、林感、王穎など)に曲ごとに師事。

2011年より上海音楽学院教授 王永徳氏の招聘委員を務める。
「中国における二胡発展の歴史」を企画。

CD情報

Asian Wind

完売中

田井かおり

編曲・伴奏 田井かおり

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